差引勘定(読み)サシヒキカンジョウ

デジタル大辞泉 「差引勘定」の意味・読み・例文・類語

さしひき‐かんじょう〔‐カンヂヤウ〕【差引勘定】

[名](スル)
貸借を相殺して残りの金額について勘定すること。
損得計算すること。利害得失などを考え合わせて判断すること。「差引勘定すれば安い買い物だ」

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精選版 日本国語大辞典 「差引勘定」の意味・読み・例文・類語

さしひき‐かんじょう‥カンヂャウ【差引勘定】

  1. 〘 名詞 〙 収支・貸借のうちで、金額の大きい方から少ない方を引いて差額を出すこと。また、一般に損得の計算をすること。さしつぎ。
    1. [初出の実例]「『我とおれとが出入と出入の』『差引勘定(サシヒキカンヂャウ)』『どうして取らうとおもふぞい』」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)

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