行方不知(読み)ゆきがたしれず

精選版 日本国語大辞典 「行方不知」の意味・読み・例文・類語

ゆきがた‐しれず【行方不知】

  1. 〘 名詞 〙ゆきがたしらず(行方不知)
    1. [初出の実例]「ヲウカメ イッピキ キタッテ、サシクワエ、yuqigata(ユキガタ) xirezu(シレズ) ウセケレバ」(出典サントスの御作業の内抜書(1591)一)

ゆきがた‐しらず【行方不知】

  1. 〘 名詞 〙 ゆくえがわからないこと。ゆくえしれず。ゆきがたしれず。
    1. [初出の実例]「やしなひたてしおや子も、ゆきがたしらず別(わかれ)けり」(出典:平家物語(13C前)灌頂)

ゆくえ‐しれずゆくへ‥【行方不知】

  1. 〘 名詞 〙 どこへ行ったか不明であること。行方不明。ゆきがた知れず。
    1. [初出の実例]「重盛卒去の後は行方知れずと聞きしが」(出典:浄瑠璃・一谷嫩軍記(1751)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android