行道山遺跡(読み)ぎようどうざんいせき

日本歴史地名大系 「行道山遺跡」の解説

行道山遺跡
ぎようどうざんいせき

[現在地名]伊予市上野 行道山

松山平野の南を限る山並の一頂点をなす行道山(四〇三・一メートル)の九合目(約三七〇―三八〇メートル)付近にある社殿の南側一帯に弥生中期・後期土器や石器類を出す遺跡がある。この山頂周辺はかなり平坦で広闊、しかも松山平野も伊予灘もほぼ一望の下に収めうる好位置にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android