行間(読み)ギョウカン

デジタル大辞泉 「行間」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐かん〔ギヤウ‐〕【行間】

文章の行と行との間。「行間ににじみ出る思い」
印刷で、行と行とのあき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「行間」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐かん ギャウ‥【行間】

〘名〙
① 文章の行と行の間。文字面には表われない筆者の意を表現する時に用いる。「行間を読みとる」
※六如庵詩鈔‐二編(1797)六・曝書二首「曬罷風牀整乱編、行間往往見丹鉛」 〔清学案小識序〕
書式で、文章の行と行との間のあきをいう。「行間をつめる」
消息(1899‐1900)〈正岡子規〉「行間の狭きために前行後行錯雑して読にくき者抔不少」

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「行間」の解説

行間

行と行の間隔のこと。ワープロソフトやページレイアウトソフトでは、これを設定する機能が組み込まれている。大きさの異なる文字が混在している場合は、もっとも大きな文字の天地基準に調整する。

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