衛護(読み)えいご

精選版 日本国語大辞典 「衛護」の意味・読み・例文・類語

えい‐ごヱイ‥【衛護】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「えご」とも ) 側につき添って守ること。護衛
    1. [初出の実例]「命群臣左右。能奉護陛下。近習之間宿寤相易矣」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「国家に真実の仏法弘通すれば、諸仏諸天ひまなく衛護するがゆゑに、王化太平なり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐光武帝紀・下〕

え‐ごヱ‥【衛護】

  1. 〘 名詞 〙えいご(衛護)
    1. [初出の実例]「すなはち変化人をつかはして、これがために衛護(ヱゴ)(〈注〉マホリ)となさん」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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