衛護(読み)えいご

精選版 日本国語大辞典 「衛護」の意味・読み・例文・類語

えい‐ご ヱイ‥【衛護】

〘名〙 (「えご」とも) 側につき添って守ること。護衛
聖徳太子伝暦(917頃か)上「命群臣左右。能奉護陛下。近習之間宿寤相易矣」
正法眼蔵(1231‐53)弁道話国家に真実の仏法弘通すれば、諸仏諸天ひまなく衛護するがゆゑに、王化太平なり」 〔後漢書‐光武帝紀・下〕

え‐ご ヱ‥【衛護】

※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四「すなはち変化人をつかはして、これがために衛護(ヱゴ)(〈注〉マホリ)となさん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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