コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

衝角付冑 しょうかくつきかぶと

1件 の用語解説(衝角付冑の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

しょうかくつきかぶと【衝角付冑】

日本の古墳時代の冑の一種で,5世紀から7世紀にかけて,短甲挂甲組み合わせて用いられた。平面形は,前後に少し長い卵形をしており,前面の衝角部には稜がつく。鉄製が一般的であるが,ごくまれに鉄地金銅張製があり,また,例は少ないが,革製の存在も知られている。多くは,衝角部と頂部の伏板が1枚の鉄板でできており,U字形に湾曲させた帯状鉄板2枚を上下に並べて衝角部で合わせ,それぞれの間に,各種の地板を内側から重ねる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の衝角付冑の言及

【甲冑】より

…騎馬の風習と関連して5世紀中葉に出現し,正倉院に伝わる挂甲を経て平安時代の大鎧へと変化する。冑には衝角付(しようかくつき)冑,眉庇付(まびさしつき)冑のほかに,小札を革紐で綴じ合わせた冑が4世紀代にある。衝角付冑は5世紀から奈良時代に近い時期まで用いられているが,眉庇付冑は5世紀中葉以降の限られた期間のものである。…

【冑∥兜】より

…頭にかぶる鉄製の武具。古墳から出土する甲(よろい)には短甲挂甲(けいこう)の2種があり,冑にも衝角付冑(しようかくつきかぶと)と眉庇付冑(まびさしつきかぶと)の二つがある。形の上で衝角付冑は短甲に,眉庇付冑は挂甲に属するものと思われる。…

※「衝角付冑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

衝角付冑の関連キーワード円墳古墳時代横穴横穴式石室蜻蛉玉江良弘法山古墳群

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

衝角付冑の関連情報