精選版 日本国語大辞典 「衣落」の意味・読み・例文・類語 きぬ‐おとし【衣落】 〘 名詞 〙 能楽の形の名称の一つ。「葵上」「道成寺」などで、後ジテが祈りの間に橋掛りへ行く時、それまで腰にまいていた唐織(からおり)の上着をぬぎすてること。「道成寺」ではとくに鱗落(うろこおと)しという。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例