衣里(読み)ころものさと

精選版 日本国語大辞典 「衣里」の意味・読み・例文・類語

ころも‐の‐さと【衣里】

  1. [ 一 ] 岩手県西磐井郡平泉町の古い呼び名。衣川の柵(き)があったので、衣川の里ともいう。古来歌枕として知られる。
    1. [初出の実例]「わぎもこが衣の里の梅の花さそくれなゐの色にさくらん〈藤原定家〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)三一)
  2. [ 二 ] 愛知県豊田市旧称である挙母(ころも)の古い呼び名。歌枕。
    1. [初出の実例]「白妙にさきかさなれる卯の花は衣の里のつまにぞありける〈藤原忠隆〉」(出典:夫木和歌抄(1310頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む