表定速度(読み)ひょうていそくど

日本大百科全書(ニッポニカ) 「表定速度」の意味・わかりやすい解説

表定速度
ひょうていそくど

鉄道用語。発駅から着駅までの停車時間を含む所要時間(到達時分)で運転距離を割った数値をいう。単に平均速度というと、運転距離を停車時間を含まない運転時間で割った数値をさす。

 一般に列車の速さを比較する場合には、表定速度を用い、現在世界最高速を誇るのはフランスのTGVパリ―リヨン間432.9キロメートルを2時間10分で走行)の199.8キロメートル/時である。日本では新大阪―博多(はかた)間の新幹線ひかり号が553.7キロメートルを3時間02分で走行し、表定速度182.5キロメートル/時が最高速となっている。新幹線を除くJR線では、電車列車では雷鳥5号(大阪―金沢)が表定速度93.3キロメートル/時、ディーゼル動車列車では北斗(ほくと)1号(函館(はこだて)―札幌)の84.2キロメートル/時、機関車牽引(けんいん)列車ではみずほ号(東京―熊本)の77.1キロメートル/時がそれぞれ最高となっている(1987年4月現在)。

土田 廣]

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