衰鬢(読み)すいびん

精選版 日本国語大辞典 「衰鬢」の意味・読み・例文・類語

すい‐びん【衰鬢】

  1. 〘 名詞 〙 衰えた鬢毛。年老いて白くまばらになった鬢の毛。多く老年をさす。
    1. [初出の実例]「当我衰鬢白、入君観念空」(出典本朝麗藻(1010か)下・秋夜対月憶入道尚書禅公〈源為憲〉)
    2. [その他の文献]〔朱熹‐梅花開尽不及吟賞詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衰鬢」の読み・字形・画数・意味

【衰鬢】すいひん

衰髪。唐・盧綸〔長安春望〕詩 誰か念(おも)はん、儒と爲りて世はんとは 獨り鬢を將(もつ)て、秦關に客と爲る

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