袋番所跡(読み)ふくろばんしよあと

日本歴史地名大系 「袋番所跡」の解説

袋番所跡
ふくろばんしよあと

熊本藩南端の薩摩との国境に置かれた番所。薩摩街道筋の陸口番所は袋村の中心部、国境から二キロほどの所に置かれ、隣には一一枚立の高札場があった。「国誌」には「袋村陸口下番所 郡筒ノ者二人宛在番ス」とある。天明三年(一七八三)ここを旅した古川古松軒は「西遊雑記」に「往来人をさして不改、さつまの番所にては旅人の改、六つかし。しかれども間道、抜道いく筋もあれば、肥後の水股、佐敷の商人薩州への往来はみなみな抜道を入るといへり」と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 ほか

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む