袖を塞ぐ(読み)そでをふさぐ

精選版 日本国語大辞典 「袖を塞ぐ」の意味・読み・例文・類語

そで【袖】 を 塞(ふさ)

  1. 袖のわきあけを縫い合わせてふさぐ。八つ口をふさいで、わきあけのない袖にする。近世には、男女とも、元服まではわきあけのある振袖(ふりそで)を用い、その後はわきをふさいだ留袖(とめそで)を用いるのを常とした。わきをふさぐ。
    1. [初出の実例]「ころもあらためて着更(かえ)朔日より、袖などをふさぎて」(出典浮世草子好色一代男(1682)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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