袖手傍観(読み)シュウシュボウカン

デジタル大辞泉 「袖手傍観」の意味・読み・例文・類語

しゅうしゅ‐ぼうかん〔シウシユバウクワン〕【袖手傍観】

[名](スル)ある事態を目にしながら、成り行きに任せて眺めていること。拱手きょうしゅ傍観。

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精選版 日本国語大辞典 「袖手傍観」の意味・読み・例文・類語

しゅうしゅ‐ぼうかんシウシュバウクヮン【袖手傍観】

  1. 〘 名詞 〙 自分から手をくだすことを避けて、かたわらで見ていること。そのことに関係しないで、成り行きに任せてながめていること。拱手傍観(きょうしゅぼうかん)
    1. [初出の実例]「鯫生素以切偲之情、不袖手旁観」(出典:俳諧・貝おほひ(1672)跋)

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四字熟語を知る辞典 「袖手傍観」の解説

袖手傍観

自分から手をくだすことを避けて、かたわらで見ていること。そのことに関係しないで、成り行きに任せてながめていること。

[活用] ―する。

[使用例] 夷艦攘討なせる時袖手傍観の藩あるのよし[染崎延房*近世紀聞|1875~81]

[解説] 「袖手」は手を袖に入れること。

[類語] 拱手傍観

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