袖畳(読み)そでだたみ

精選版 日本国語大辞典 「袖畳」の意味・読み・例文・類語

そで‐だたみ【袖畳】

  1. 〘 名詞 〙 着物略式のたたみ方。背を内側二つに折り返し、両袖を合わせてそろえ、それを更に袖付(そでつけ)の辺で折り返してたたむもの。
    1. [初出の実例]「我子のうちし小鼓の乙〈屼平〉 夕月にかへりては先袖だたみ」(出典:俳諧・俳林一字幽蘭集(1692)下)
    2. 「着物を袖畳みにして入れて置くものではないよ」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む