袖鑑(読み)そでかがみ

精選版 日本国語大辞典 「袖鑑」の意味・読み・例文・類語

そで‐かがみ【袖鑑】

〘名〙 袖にはいるほどの小さな書物。特に携帯用人名録案内書などをいう。
浮世草子好色二代男(1684)六「平城の袖鑑(ソデカカミ)に、能衆(よいしゅ)分限者、銀持(かねもち)とて、是に三つのわかち有」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「袖鑑」の意味・読み・例文・類語

そで‐かがみ【袖鑑】

袖にはいるぐらいの小さな案内書。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android