装束の傘(読み)ショウゾクノカサ

デジタル大辞泉 「装束の傘」の意味・読み・例文・類語

しょうぞく‐の‐かさ〔シヤウゾク‐〕【装束の傘】

貴族装束を着けて外出するときに、従者に持たせた端折つまおり傘。しょうぞくのからかさ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「装束の傘」の意味・読み・例文・類語

しょうぞく【装束】 の 傘(かさ・からかさ)

貴族が外出時に持参させる、袋に納めた妻折傘(つまおりがさ)
太平記(14C後)二三「遙なる海上に装束(シャウゾク)の唐笠(カラカサ)程なる光物、二三百出来たり」

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