精選版 日本国語大辞典 「裏壁」の意味・読み・例文・類語 うら‐かべ【裏壁】 〘 名詞 〙① 壁の裏側。とくに表側から塗りつけた壁土が木舞(こまい)を隔ててはみ出したのを、もう一度、裏側から鏝(こて)をあてて塗り返したものをいう。[初出の実例]「うら壁やしがみ付たる貧乏雪」(出典:俳諧・文政句帖‐六年(1823)一〇月)② 遊里で、同じ遊女と二度目に会うこと。[初出の実例]「うらかべの和らぎ」(出典:浮世草子・諸分姥桜(1692)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例