デジタル大辞泉 「補数」の意味・読み・例文・類語 ほ‐すう【補数】 和が一定の数Aになる二つの数があるとき、その一方の数を他方の数のAに対する補数という。コンピューターでは負の数を表現するのに用い、減算を加算に置き換えて行う。余数。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「補数」の意味・読み・例文・類語 ほ‐すう【補数】 〘 名詞 〙 数学で、和が一定の数Aになる二つの数があるとき、その一方の数を他方の数のAに対する補数という。コンピュータでは負の数を表現するのに用い、減算を加算に置き換えて行なう。余数。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補数」の意味・わかりやすい解説 補数ほすうcomplement 負の数を表現する一つの手法で,r 進数 n 桁の数を扱っている場合,ある数 x の補数は rn-x で表わす。二進法では2の補数,十進法では 10の補数がよく使われる。たとえば二進法4桁の 1011の2の補数は 24-1011=16-11=5=0101 で,十進法2桁の 38の 10の補数は 102-38=62 である。また二進法で1の補数,十進法で9の補数という表示の仕方もある。これは数値の各桁ごとに2の補数,10の補数をとるもので,1011の1の補数は 0100,38の9の補数は 61である。1の補数,9の補数にそれぞれ1を加えたものが2の補数,10の補数となる。数の引き算は補数の加算で行うことができる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by