裹頭(読み)カトウ

デジタル大辞泉 「裹頭」の意味・読み・例文・類語

か‐とう〔クワ‐〕【×裹頭】

僧の、頭を袈裟けさなどで包み、目だけを出す装い。かしらづつみ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裹頭」の意味・読み・例文・類語

か‐とうクヮ‥【裹頭】

  1. 裹頭〈法然上人絵伝〉
    裹頭〈法然上人絵伝〉
  2. 〘 名詞 〙 僧侶袈裟(けさ)で頭から顔を包み、目だけ出した装い。かしらづつみ。
    1. [初出の実例]「裹頭法師五六人出立云、ここは檀那院ぞ、下馬所ぞ」(出典:小右記‐長和元年(1012)五月二四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「裹頭」の読み・字形・画数・意味

【裹頭】かとう

髪を包む。

字通「裹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android