ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「製造勘定」の意味・わかりやすい解説 製造勘定せいぞうかんじょうmanufacturing account 製品の製造に要する一切の原価要素を集計する勘定で,仕掛品勘定ともいわれる。この勘定の借方には仕掛品の期首有り高および材料費,労務費,経費の消費高が,貸方には完成した製品の製造原価および仕掛品の期末有り高が記入される。工業簿記の中心的な勘定であり,その他の諸勘定は製造勘定に付随する勘定であるともいえる。また勘定の内容を明細に記録,計算する手続が原価計算であるともいえる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by