襟掛(読み)えりかけ

精選版 日本国語大辞典 「襟掛」の意味・読み・例文・類語

えり‐かけ【襟掛】

〘名〙
① 掛け襟の一種襦袢(じゅばん)の襟の上に飾りとして掛けるもの。半襟
洒落本・粋好伝夢枕(1829)自序「昨日着た衿掛(ヱリカケ)も」
② 襟が汚れないように、女性子ども着物の襟の上に掛けたもの。〔浪花聞書(1819頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android