襟立衣(読み)えりたてごろも

精選版 日本国語大辞典 「襟立衣」の意味・読み・例文・類語

えりたて‐ごろも【襟立衣】

〘名〙 頭の後部が隠れるくらいに襟を立てた僧衣。また、それを着ること、および、その着方。僧綱(そうごう)の位の僧が着る。僧綱襟
歌舞伎法懸松成田利剣(1823)大詰「内に日蓮上人、菊市の形(なり)とは変り、緋の襟立(エリタ)て衣(ゴロモ)水晶の珠数(じゅず)を持ち」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android