すべて 

西サヤン山脈(読み)にしサヤンさんみゃく(その他表記)khrebet Zapadnyi Sayan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西サヤン山脈」の意味・わかりやすい解説

西サヤン山脈
にしサヤンさんみゃく
khrebet Zapadnyi Sayan

ロシア中東部,東シベリア南部にある山脈モンゴルとの国境に近く,アバカン川上流部河谷から東北東へ,カズイル,ウダ両川の源流地帯まで約 600kmにわたって延びる。最高峰は西部にあるクイズイルタイガ山 (3121m) 。斜面マツカラマツを中心に,シラカバ,ハンノキにおおわれ,高地ではこれらに代り,ヒマラヤスギ,モミ,苔類がみられる。南斜面は標高 1200~1500mまでステップである。金,鉄,アスベスト,銅などの埋蔵が認められる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む