日本歴史地名大系 「西三川砂金山跡」の解説 西三川砂金山跡にしみかわさきんざんあと 新潟県:佐渡郡真野町笹川十八枚村西三川砂金山跡[現在地名]真野町西三川西三川川をさかのぼること約四キロの字笹川(ささがわ)を中心とした地帯。「今昔物語集」にみえる佐渡の砂金採集の説話の舞台とされる。「相川志」は寛正元年(一四六〇)に「西三川砂金山始まる。その後七十九年ほど中絶して文禄二年、再び取立てる」と記す。寛正元年は再開発ということであろう。七九年後は永正一一年(一五一四)でなければならない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by