西中小路村(読み)にしなかこうじむら

日本歴史地名大系 「西中小路村」の解説

西中小路村
にしなかこうじむら

[現在地名]近江八幡市加茂町かもちよう

東中小路村の西にあり、水茎みずくき入江に面する。加茂九ヵ村の一。西中ともよばれた(慶安二年書上など)。江戸時代の領主変遷東鍛冶屋ひがしかじや村と同じ。寛永一〇年(一六三三)の年貢免状(岡田文書)では高一九〇石余、ほかに水茎の入江から入込む水郷地の開田による新田高一二石余がみえ、同年は水害のため一五五石余が免引となっている。慶安二年書上によると田一六八石余・畑屋敷一二石余・永荒砂入一〇石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android