西中条村(読み)にしちゆうじようむら

日本歴史地名大系 「西中条村」の解説

西中条村
にしちゆうじようむら

[現在地名]神辺町西中条

道上みちのうえ村の東、箱田はこだ村の北に位置する。北は東中条村。当地には寒水かんすい寺の南に弥生時代の寒水寺遺跡、本谷ほんだにの東側丘陵に国成くになり古墳(前期)大坊だいぼうに大坊古墳(後期)小山こやま池付近に奈良前期の廃寺跡があり、古代山陽道が通っていた。

天正一九年(一五九一)一一月七日付毛利氏奉行人連署替地渡状案(国会図書館蔵桂文書)に「備後仲条箱田」とみえ、この頃中条はのちの東中条村および箱田村をも含めた地域をさす地名だったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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