日本歴史地名大系 「西之川山村」の解説 西之川山村にしのかわやまむら 愛媛県:西条市西之川山村[現在地名]西条市西之川新居(にい)郡西南隅にあり、現周桑(しゆうそう)郡に接する。西五(にしご)ヶ山(やま)の一村(→大保木山村)。西南隅に石鎚(いしづち)山(一九八二メートル)がそびえ、東の瓶(かめ)ヶ森(もり)に連なる。西之川はこの高峻な山岳に発し、御塔(おとう)・名古(なこ)瀬・鳩(はと)の峡谷をつくり、諸谷は村中央で相会し、東野(ひがしの)川と合流したのち加茂(かも)川となる。村名は寛文四年(一六六四)一一月付の銀納請所願帳(工藤トモ氏蔵)にみえる。文化一一年(一八一四)の新居郡西ノ川山村惣改帳(高橋家文書)によれば、庄屋一、組頭三、頭百姓一〇、小百姓四三、家来三、水呑二、人数二五一。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by