西八代層群(読み)にしやつしろそうぐん

最新 地学事典 「西八代層群」の解説

にしやつしろそうぐん
西八代層群

Nishiyatsushiro Group

南部フォッサマグナの静川-西八代地区,相又地区,竜地区に主として分布する海成中新統。ソレアイト質玄武岩~デイサイト・同質火山砕屑岩類と泥岩からなり,中・下部の一部にアルカリ玄武岩を伴う。上位の富士川層群とは整合,一部不整合,下限未詳。石英閃緑岩が本層群中部まで貫入。層厚2,800m以上。化石Globorotalia peripheroacuta・G.cf. miozea conoidea等の浮遊性有孔虫が産出。中新世中期の有孔虫化石帯N10~13に相当。下位より古関川層,勝坂泥岩,和平凝灰岩,上一色火山角礫岩,出口凝灰質砂岩,屛風岩凝灰岩からなる。御坂山地に分布する本層群中には枕状溶岩が顕著に発達,本州弧に衝突付加した伊豆-小笠原弧の一部を構成していた可能性が指摘されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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