西吉倉村(読み)にしよしくらむら

日本歴史地名大系 「西吉倉村」の解説

西吉倉村
にしよしくらむら

[現在地名]成田市吉倉

東和田とうわだ村の東に位置。もとは東吉倉村とともに吉倉村と称されたが、近世初期東西に分村した。佐倉藩領。寛文元年(一六六一)の年貢割付状(吉倉区有文書)では高一四八石余、元禄郷帳では高一六九石余。享保五年(一七二〇)の年貢割付帳(吉倉区有文書)では田一五町五反余・畑六町五反余・屋敷二反余。ほか東吉倉村と共有の卯酉うとり新田があり、当村分は二一石余で幕府領。同新田は当村と東吉倉村の入会地を開発、同一六年の検地によって成立した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android