西夏見村(読み)にしなつみむら

日本歴史地名大系 「西夏見村」の解説

西夏見村
にしなつみむら

[現在地名]船橋市夏見一―七丁目・夏見台なつみだい一―六丁目・金杉かなすぎ一丁目・本町ほんちよう六丁目・市場いちば一丁目

南金杉村の南方船橋九日市ふなばしここのかいち村の北に位置する。北から南に延びる舌状台地の南西部に開かれた水田を主体とする村。慶長一一年(一六〇六)の護代帳(寛永期の加筆あり、中山法華経寺文書)に「夏見 斎藤監物」とみえる。寛永二年(一六二五)知行宛行状に「なつみ村」とみえ、村内三〇〇石が旗本遠山領。同三年の朝比奈市郎書上(国立国会図書館蔵)では夏見村一四四石余が朝比奈領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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