斎藤監物(読み)さいとうけんもつ

精選版 日本国語大辞典 「斎藤監物」の意味・読み・例文・類語

さいとう‐けんもつ【斎藤監物】

  1. 幕末勤王家。名は一徳。号は文里。常陸国静神社祠官(しかん)。万延元年(一八六〇)、同志と井伊大老を桜田門外で襲って殺害し、自らも傷を負って死ぬ。文政五~万延元年(一八二二‐六〇

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「斎藤監物」の解説

斎藤監物 さいとう-けんもつ

1822-1860 幕末の尊攘(そんじょう)運動家。
文政5年生まれ。常陸(ひたち)(茨城県)静神社の神職。加倉井砂山,藤田東湖師事天保(てんぽう)15年幕府による水戸藩主徳川斉昭(なりあき)への隠居・謹慎処分に抗議し,禁固4年に処される。のち桜田門外の変にくわわって重傷負い,安政7年3月8日死去。39歳。名は一徳(かずのり)。号は文里(ぶんり)。変名は佐々木馬之介。

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