西大嶋村(読み)にしおおしまむら

日本歴史地名大系 「西大嶋村」の解説

西大嶋村
にしおおしまむら

[現在地名]尼崎市大島おおしま一―三丁目・稲葉荘いなばそう一―二丁目・大庄北おおしようきた三―四丁目・大庄西町おおしようにしまち二丁目・稲葉元町いなばもとまち三丁目

武庫郡に属する。今北いまきた村の南に位置し、西側は武庫川を隔てて小曾根おぞね(現西宮市)。中世大嶋雀部おおしまささいべ庄の遺称地。天正一四年(一五八六)四月一三日の増田長盛大嶋井条書(東大島部落農会文書)に大嶋村とみえ、大嶋井の井口・水路の修理・草刈には米一石を守部もりべ村に出した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android