西天橋(読み)さいてんきよう

日本歴史地名大系 「西天橋」の解説

西天橋
さいてんきよう

葛野かずらのから西に突き出し、久美浜湾と日本海を画する巨大な海岸段丘で、葛野・湊宮みなとみやが所在する。東の天橋立(現宮津市)に対して西天橋といい、また小天橋しようてんきようともよぶ。

西天橋の松林日間ひま松原といわれ、慶長七年(一六〇二)以来一〇ヵ年継続事業として毎年松五〇〇本、茱萸三〇〇本を庄屋・年寄監督のもとに村民の夫役で植えたものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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