西安村(読み)にしやすむら

日本歴史地名大系 「西安村」の解説

西安村
にしやすむら

[現在地名]三田市東本庄ひがしほんじよう

東向ひがしむかい村・田中たなか村の西に位置する。黒谷くろたに川が武庫むこ川に合流して東端を貫流する。中央を丹波への街道が通り、山麓かみノ池・しもノ池など灌漑用の溜池が多い。慶長国絵図では本庄村のうちに含まれる。正保郷帳では野々倉本庄ののくらほんじよう村・西安村・田中村として合計高で高付されている。御領分御高付覚(九鬼家文書)によれば、明暦元年(一六五五)に野々倉本庄村が西安・東向・田中の三村分離、西安村の高三一五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android