事典 日本の地域ブランド・名産品 「西尾の抹茶」の解説
西尾の抹茶[茶類]
にしおのまっちゃ
主に西尾市で生産されている。西尾の抹茶の歴史は、鎌倉時代の1271(文永8)年創建の実相寺境内に聖一国師が茶種を播いたことに始まるという。文献上は、江戸時代初期に西尾で茶栽培がおこなわれたことを示す記録がある。現在、西尾の抹茶は、全国生産量の約20%を占め、日本有数の生産地。矢作川の流れに沿って適当な湿度があり、また稲荷山一帯が水はけのよい地質であるため、良質の抹茶がつくられる。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報