西尾為忠(読み)にしお ためただ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西尾為忠」の解説

西尾為忠 にしお-ためただ

1842-1900 幕末-明治時代の武士,官吏
天保(てんぽう)13年生まれ。京都の人。戊辰(ぼしん)戦争監軍として従軍し,明治3年京都府典事となる。のち閑院宮家,梨本宮家の家令,文部省御用掛などをつとめた。空海(くうかい)の書法にくわしかったという。明治33年2月5日死去。59歳。通称は遠江介(とおとうみのすけ)。号は鹿峰。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android