西山ノ後遺跡(読み)にしやまのうしろいせき

日本歴史地名大系 「西山ノ後遺跡」の解説

西山ノ後遺跡
にしやまのうしろいせき

[現在地名]米子市諏訪

長者原ちようじやはら台地の北東辺の丘陵の標高四二メートル、水田部比高一六メートルの南へやや張出した支丘陵上にある。この丘陵は北西へ延びて北西端の青木あおき遺跡のある丘陵へと続く。また谷を隔てた南東の丘陵には会見あいみ郡衙跡と推定される長者屋敷ちようじややしき遺跡(岸本町)がある。昭和五六年(一九八一)五千石ごせんごく地区圃場整備事業に先立ち実施された調査で、古墳時代前期の竪穴住居跡八棟と奈良時代の掘立柱建物跡四棟が確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android