西島亀太郎(読み)にしじま かめたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西島亀太郎」の解説

西島亀太郎 にしじま-かめたろう

1833-1864 幕末武士
天保(てんぽう)4年生まれ。肥後熊本藩士。尊攘(そんじょう)運動に参加,文久3年の八月十八日の政変後は長州,京都で活動。長州では井上忠次郎,京都では道具屋吉兵衛と名をかえる。禁門の変に際して宮部春蔵とともに大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩の説得にむかったが,敗戦を知って京都にもどり,元治(げんじ)元年7月21日天王山で自刃(じじん)。32歳。名は頼秋。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android