西川古柳(読み)にしかわこりゅう

世界大百科事典(旧版)内の西川古柳の言及

【車人形】より

…これらは素人の郷土芸能にすぎないが,下恩方のは職業的人形座である。 創案は加須(現,埼玉県飯能市内)に生まれた永岡柳吉(1824‐97)で,説経節の習得ののち,大坂で人形遣いを修業し,江戸に帰って江戸人形遣いの3代目西川伊三郎の門弟となり西川古柳と称し,大神(現,昭島市内)に住んで,碁盤人形をヒントに車人形を考案したと伝える。文楽人形と同様の三人遣いの人形を一人遣い用に改めたもの。…

※「西川古柳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」