西志賀村(読み)にししがむら

日本歴史地名大系 「西志賀村」の解説

西志賀村
にししがむら

[現在地名]北区西志賀町・元志賀もとしが町・金城きんじよう町・平手ひらて町・八代やしろ

東を東志賀村と接する。現西志賀町から西区貝田かいだ町にかけての一帯に弥生遺跡がある。寛政四年(一七九二)悪水路開削の時に発見され、貝塚かいづかの字名でよばれた。中世に国次・兼延・兼重・延次などの刀鍛冶がいたという(雑志)。近世初頭までは、東志賀とともに志賀郷であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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