西新通町(読み)にししんとおりまち

日本歴史地名大系 「西新通町」の解説

西新通町
にししんとおりまち

[現在地名]高松市錦町にしきまち一―二丁目

高松城外堀の南西隅から西へ延びる通りに面した両側町で、この通りは常磐ときわ橋を起点として西に向かう丸亀街道である。もと西通町といわれたが(享保年間城下図)、天明年間(一七八一―八九)頃までに西通町の東半部が西新通町となった(天明年間城下図)。丸亀街道は兵庫ひようご町と当町の境で鍵形に曲がり、当町東入口に木戸があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android