西松建設強制労働訴訟

共同通信ニュース用語解説 「西松建設強制労働訴訟」の解説

西松建設強制労働訴訟

戦時中強制連行され、西松組(現西松建設)が施工する広島県加計町(現安芸太田町)の発電所建設現場で労働を強いられた中国人労働者らが1998年、1人550万円の賠償を求め提訴した。2007年に原告側の敗訴が確定したが、最高裁判決は「被害者らの苦痛は大きく救済に向けた努力が期待される」と指摘訴訟とは別に09年、西松側が謝罪し基金を設立することを条件和解が成立した。

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