日本歴史地名大系 「西汗村」の解説 西汗村にしふざかしむら 栃木県:河内郡上三川町西汗村[現在地名]上三川町西汗南北に延びる岡本(おかもと)台地東縁部と鬼怒川低地からなり、東境の一部を雀(すずめ)川、村の中央を江(え)川が南流する。東は西木代(にしきのしろ)村・上文挟(かみふばさみ)村・東汗村。近世を通じて宇都宮藩領。慶安郷帳に村名がみえ、田高五四〇石余・畑高一八三石余。当村の百姓はかつて一一人であったが、元和六年(一六二〇)の宇都宮藩主本多正純の城普請に際し、家来譜代が百姓に取立てられ百姓数三五となった(年欠「家来譜代百姓取立書上」石浜秀夫文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by