西汗村(読み)にしふざかしむら

日本歴史地名大系 「西汗村」の解説

西汗村
にしふざかしむら

[現在地名]上三川町西汗

南北に延びる岡本おかもと台地東縁部と鬼怒川低地からなり、東境の一部をすずめ川、村の中央を川が南流する。東は西木代にしきのしろ村・上文挟かみふばさみ村・東汗村。近世を通じて宇都宮藩領。慶安郷帳に村名がみえ、田高五四〇石余・畑高一八三石余。当村の百姓はかつて一一人であったが、元和六年(一六二〇)の宇都宮藩主本多正純の城普請に際し、家来譜代が百姓に取立てられ百姓数三五となった(年欠「家来譜代百姓取立書上」石浜秀夫文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む