日本歴史地名大系 「西池上村」の解説 西池上村にしいけべむら 三重県:多気郡多気町西池上村[現在地名]多気町西池上東は東池上、西は荒蒔(あらまき)、南は五佐奈(ごさな)、北は朝長(あさおさ)村と境する。三方会合所引留(神宮文庫蔵)の文禄三年(一五九四)一一月一日付稲葉重道寄進状に東池上がみえ、久昌(きゆうしよう)寺(現伊勢市)所蔵の大般若経奥書(応永四年)や、天文一五年(一五四六)の書写による神服部内戸納帳(「神服大神部・神部家文書」神宮文庫蔵)には池上村あるいは池辺とあり、池上村は一五、六世紀に東西に分れたことがわかる。近世は和歌山藩田丸領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by