日本歴史地名大系 「西清寺」の解説 西清寺さいせいじ 佐賀県:鳥栖市田代町上町西清寺[現在地名]鳥栖市田代上町新(しん)町から上(かみ)町へ入る坂道左手の微高所にある。紫友山と号し、浄土宗。本尊は阿弥陀如来。縁起によれば、もと天台宗で大同元年(八〇六)天海の開基。慶雲院総円(そうえん)寺と称したが、文和四年(一三五五)浄土宗に改宗して大雲院総円寺と称し、天文元年(一五三二)知恩院より西円(さいえん)寺の寺号を受ける。天正二年(一五七四)勝尾(かつのお)城主筑紫広門が改建し、筑紫氏の位牌を安置、現寺号に改めた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by