西清寺(読み)さいせいじ

日本歴史地名大系 「西清寺」の解説

西清寺
さいせいじ

[現在地名]鳥栖市田代上町

しん町からかみ町へ入る坂道左手の微高所にある。紫友山と号し、浄土宗本尊阿弥陀如来縁起によれば、もと天台宗で大同元年(八〇六)天海開基。慶雲院総円そうえん寺と称したが、文和四年(一三五五)浄土宗に改宗して大雲院総円寺と称し、天文元年(一五三二)知恩院より西円さいえん寺の寺号を受ける。

天正二年(一五七四)勝尾かつのお城主筑紫広門が改建し、筑紫氏の位牌安置、現寺号に改めた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 さいえん 本堂

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む