西田尻村(読み)にしたのしりむら

日本歴史地名大系 「西田尻村」の解説

西田尻村
にしたのしりむら

[現在地名]富合町田尻たのしり 西田尻

うるう川流域の平野地にあり、北田尻村の西隣、さらに西は硴江かきのえ村へと至る。「国誌」や旧高旧領取調帳など近世中期以降の史料にみえ、国絵図郷帳や「肥集録」に記載されない。「国誌」に「北田尻村 高三百四十二石余」とあるが、石高からみて当村の誤記である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android