西由岐川口役所跡(読み)にしゆきかわぐちやくしよあと

日本歴史地名大系 「西由岐川口役所跡」の解説

西由岐川口役所跡
にしゆきかわぐちやくしよあと

[現在地名]由岐町西由岐

江戸時代、徳島藩が設置した番所の跡。正徳六年(一七一六)の諸番所改帳に「西由岐川口役所」とみえ、キリシタン制札・諸廻船定書・異国船定書が掲げられ、男女や俵物などの出入りを改めた。郡付浪人で組頭庄屋の八田庄左衛門家は当浦と西由岐村・志和岐(しわぎ)村の庄屋を勤め、万治年間(一六五八―六一)から由岐浦川口番を兼帯し、寛政七年(一七九五)から組頭庄屋になったという(文化九年「西由岐浦棟付帳」由岐町役場蔵)。弘化二年(一八四五)西由岐浦の由宇(ゆう)山に砲台が設置されている(「海部狼煙場覚」蜂須賀家文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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