西船津村(読み)にしふなつむら

日本歴史地名大系 「西船津村」の解説

西船津村
にしふなつむら

[現在地名]富士市西船津

駿東すんとう郡に所属。さかい村の東に位置する。古来五郎右衛門ごろうえもん新田と称したが、享保(一七一六―三六)の頃から西船津村と称したという(駿河記)元禄郷帳に五郎右衛門組とみえ、高一四二石余、国立史料館本元禄郷帳では幕府領。旧高旧領取調帳では幕府領九四石余・旗本駒木根領四八石余。天保一五年(一八四四)の村々様子大概書(江川文庫蔵)によれば、幕府領の高九四石余、家数二六・人数一四七、馬七、農間に男は薪取、女は木綿織に従事した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む