西辰巳町(読み)にしたつみちよう

日本歴史地名大系 「西辰巳町」の解説

西辰巳町
にしたつみちよう

上京区下長者町通知恵光院東入

東西に通る下長者町しもちようじやまち通を挟み、東を松屋町まつやまち通、中央を日暮ひぐらし通、西側を智恵光院ちえこういん通が南北に通る。平安京大内裏の「左近衛府」から「梨本」にかけての跡地(「拾芥抄」の宮城指図)

町名の由来は東辰巳町と同じで、承応二年(一六五三)新改洛陽並洛外之図や寛文後期洛中洛外之絵図などに「西たつみ丁」または「西たつみ町」とみえるが、寛文五年(一六六五)刊「京雀」などには「西つゞら町」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android