西野新田村(読み)にしのしんでんむら

日本歴史地名大系 「西野新田村」の解説

西野新田村
にしのしんでんむら

[現在地名]酒田市酒井新田さかいしんでん大浜おおはま一―二丁目・西野町にしのまちひかりおか五丁目など

田村新田たむらしんでん村の南にあり、南は泉新田いずみしんでん村。貞享年間(一六八四―八八)の村組付(飽海郡誌)に村名がみえ、高四三石余。のち飛砂のため荒地となる所もあったが、文化年間(一八〇四―一八)平田ひらた郷大町組大庄屋尾形庄蔵指揮のもと西側の伝馬町てんままち山に松が植えられ、泉新田村とともに荒地が回復した(「願書」和泉神社蔵)。享和三年(一八〇三)の家数一三・人数七一(「村数家数人高控帳」斎藤文書)弍郡詳記の高九六石余、免四ツ二分、家数一八。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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